勝手にメディア社会論

メディア論、記号論を武器に、現代社会を社会学者の端くれが、政治経済から風俗まで分析します。テレビ・ラジオ番組、新聞記事の転載あり。(Yahoo!ブログから引っ越しました)

2010年09月

Appleだけが儲けているだけではまだフリーは完成しない

低迷する音楽業界の再生はわれわれがどんどん音楽をタダでコピーして、最終的にはiTunesのストリーミング・サービスに乗り換えることで可能になる、つまり楽曲をフリーにすることで再生することを、ここまで論じてきた。

でも、ちょっとまて?これじゃあiTunesをやっているAppleだけがボロ儲けになってしまうんではないの?その通りだ。みんながiTunesのストリーミング・サービスに加入すれば、楽曲を提供している音楽産業は儲かるが、いちばん儲かるのがAppleになってしまう。これ自体は間違いない。

これではダメだ。音楽市場をあっぷりに牛耳られるようなことがあれば、フリーではなく、最終的に料金的なレベルでAppleにコントロールされてしまい、フリーが与えてくれる恩恵は半減する。つまりAppleが暴利をむさぼる可能性がある。

ではどうするべきか?カンタンだ。コピーを横行させたあげくiTunesにリスナーをどんどんシフトさせてしまえば、このAppleによる支配は回避できる。「なんで?それじゃあ、どんどんAppleの罠にはまっていくだけじゃん!」

独禁法という音楽業界構造転換のターミネーター

いやいや、そんなことはない。とにかく、みなさんまずはAppleにハマりましょう。そしてどんどん加入しましょう。すると……Appleは独占禁止法に抵触しiTunesの解体、あるいは開放を政治的レベルで強制されるようになる。つまりAppleはiTunesとほとんど同じ形態をとるストリーミング・サイトを他企業が立ち上げ、これにiPodを接続可能にさせること、さらにはiTunesにiPodだけではなく他のデジタルプレイヤーを接続可能にすることを政府から命じられる。そう、iTunesは携帯電話の会社みたいに選べたり、キャリアの乗り換えができるようになるのだ。

すると、ここで再び企業間の競争が起こり、今度は月額使用料の低価格合戦や、サービスの多様化が生まれ、それが結局ますます音楽業界を活性化することに繋がっていく。

ということで、みなさん。まずはその始まりとしてCDのコピーを積極的にやりましょうというわけだ。そうやって音楽業界を救いましょう。それが、僕らの音楽とのよりしんみん密関わり合いを約束すると確信して。

CDが売れなくなる必然的理由

「音楽業界を活性化するためには、リスナーがどんどんコピーをするべき」という暴論を展開している。

こんなモノのイイをする背景にあるのは、要するにわれわれが「音楽はタダ」という認識が蔓延してしまい、これに金を払おうという感覚がどんどん薄れているという前提があるからだ。

ちょっと、話は変わるが、たとえばあなたはNHKが受信料の請求にやってきたときに、アタマにきたりしないだろうか?これは「テレビっていうのはタダだろ。なんでNHKだけカネを取りに来るんだ」という前提に基づいている。で、音楽の方も元々は有料の感覚があったのだけれど、デジタル化が進んで、コピーがカンタンにできるようになることで、感覚がだんだんテレビに対するものと同じようになってしまったのだ。だって、ネットにころがっているし、友だちに借りればタダだし、すぐコピれるし……。こういった認識は不可逆的なもので、もう後戻りは難しいだろう。だからこそわれわれは「CD買うなんてバカバカしい」と思うようになり始めたのだ。そしてこの意識は世代が後になればなるほど高くなっていくわけで。だから「音楽はタダ」という感覚はデフォルトにしなければならない。

タダ感覚を逆利用する

で、僕の暴論は「だったら、タダ感覚をどんどん進めてしまい、CDでは商売ができない状態を作ればいい。だからこそ、どんどんコピれ!」という結論に達する。「でも、それのどこが音楽業界の活性化に繋がるというんだ?」というツッコミを即座に入れられそうだが、そうではない。もちろん、こんなことをやっているとCD商売の埒があかないことにはなる(実際、つぶれるだろう)。ただし、そこで別の音楽産業のスタイルが生まれる。そこに新しいビジネスモデルが誕生すると考えるのだ。それが「フリー」という考え方だ。で、そっちのほうに早く切り替えた方が得策だといいたいのだ。

では、どうやるか。

それはフリーを整備してしまい、そこに「課金システム」を作ってしまうこと。以前、このブログで展開したことがあるが、要するにiTunesをストリーミング・サービス化してしまうことだ。ストリーミング・サービスとは簡単に言えばiTunesにアップされている楽曲が聴き放題になるというサービスだ。もちろんタダではない。月々二千円くらいの使用料を取ってパソコンで聴き放題、iPod、iPhoneにダウンロードし放題にする(ただし、契約解除の瞬間、ダウンロードした楽曲が全て使用不可能になるようにアクティベーションをかける)。

ミソは月額使用料が2000円程度に抑えられること。これだとCD一枚以下の料金になる。で、聴きたい曲がジャカジャカ落とせるので、誰もCDを買わなくなる。だからCD業界は壊滅する。ところが、この値段だとほとんどの連中が、このサービスに加入する。聴き放題だから2000円という金額が透明というか、あってないようなものになってしまうのだ。もうやりたい放題なのでみんな喜んで毎月2000円を払い続ける。ちなみに、ぼくはこのストリーミング・サービスの話を200名程度の学生にして「2000円だったら加入するか?」と聴いてみたところ、講義に出ている学生のほぼ全員が手を挙げた。

フリーミアムがフリーライダーを駆逐する

で、こうやって、われもわれもとストリーミング・サービスに加入すれば……音楽業界はこれまでよりはるかにべらぼうな収益を上げることが可能になる。

まず、加入者の数がムチャクチャ多い。そして、これが毎月必ず2000円を払い込んでくれる。年間に換算すればひとり24000円だ。おい、これってCD8~9枚文に相当するんじゃないの?で、最近若者で、こんなにCD買うヤツ、いない。だから利益が上がるのだ。しかも、流すのは情報だけ。ディスクもパッケージもいらないし、物流コストもほとんどゼロだ。

いや、もっといいのは、年間CD一枚しか買わないのにコピってダウンロードしているおかげでiPodにタダ・コピー1000曲以上がストックされているなんて連中がいなくなってしまうのだ。ストリーミング・サービスを受けた場合iPodに入っている楽曲は全て純正。これがいちいちレンタルショップに行く必要も、友だちに頭を下げて借りる必要もなくできる。いやネットから探してきて落とす必要もない。ネットで探すのは、実は結構面倒くさいし、音質的には「なんだかな~?」というものも多い。それどころか、ミュージシャンや音楽産業にも報酬が支払われるのだ。

かつて(70年代)、FMで流れている音楽をカセットテープで録音して楽しむということを「エアチェック」と呼び、これが流行ってラジカセが売れ、FM雑誌(『FM fan』『FMレコパル』など)が売れたという時代があったのだけれど、こういった音楽コピー文化は消滅してしまった。それは、これよりもっと手軽かつ確実に音楽をコピーする方法が現れたからだ(エアチェックはあたりまえだが、時間拘束される。その時間に居合わせて録音しなければならないからだ。しかもFMは音質がよいといっても、そこはアナログ波。ノイズは多い)。レンタル・ショップ(当時はレコード)、そしてCDによるコピーというスタイルの出現だ。

ストリーミング・サービスが登場すれば、エアチェックの消滅と同じことが起こる。現在のレンタルショップからのレンタルやネットからのダウンロード、そしてCDの貸し借りといった「面倒くさいやり方」が全て駆逐されてしまうのだ。だって、好きなときに、好きな曲をジャカジャカとiPodに落とせ、こっちの方がはるかにラクなんだから。

もちろんストリーミング・サービスは完全なるフリーのスタイルとは違っている。強いてフリーの概念に当てはめれば「曲はタダだが、ダウンロードの手数料を月額単位で支払うことを要求される」ということになろうか。でも、こうすることでリスナーは好きなだけ音楽を楽しめ、一方で、音楽産業は膨大な収益を安定した形で獲得可能になるのだ。

でも、これってAppleが一手に儲けるだけなんじゃないのか?いやいや、そうでもない(続く)



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(クリス・アンダーソン著『フリー』NHK出版)


フリーミアムという考え方~基本形

「音楽業界を再生するためにリスナーはどんどんコピーすべきだ」という暴論を今回は展開している。でも、なぜ?
米コンピューター誌「ワイヤード」編集長、クリス・アンダーソンは「フリー」(正確にはフリーミアム)という概念を提唱している。情報化社会ではタダでものを配ってしまうのが儲かると主張しているのだ。もちろんタダだから、それ自体が儲かることはない。だから、どこかで消費者は金を払わされることになるのだけれど、この金の支払いを間接的にすることで、より大きな金儲けができると考えるわけだ。

最もわかりやすいのが「カートリッジ」という商品だ。アンダーソン著書の中ではジレットの髭剃りが例としてあげられている。ドラッグ・ストアで売られているジレットの髭剃りはそれ自体は大した価格ではない。概ね1000円前後で売られている。そり味はバツグンだ。ところが、これを購入すると、この後、費用がかかる仕組みになっている。なんのことはない刃の部分は消耗品なので、使い込むにつれてそり味が悪くなる。だから一定期間使用したら、これを交換する必要が出てくる。で、この刃が結構値段が張るのである。要するにジレットは本体を安く売る代わりに、メインテナンス費用で金を巻き上げる方法を考えたわけだ。ちなみに、これはケータイなんかも全く同じで、本体はタダ同然なのだが、月々の利用料がバカにならないことで儲けている。

これまでのフリーはセコかった

ただし、こういった儲け方はかなりセコイ。だから商品の種類によってはアングラ商品も出回ってくる。典型的なのはパソコンのプリンターだ。これもプリンター自体はかなり安くなっている。プリントだけでなくファックスやスキャナー、カードリーダー、Wi-Fiまでついた機種が、安いものだと実売一万円以下で売られているという状況だ。ところが、その一方でプリンター・カートリッジがべらぼうに高いのである。たとえばカラー・インクジェット・プリンター用のインク四色を全て揃えると五千円以上になるわけで、要するに本体と大して変わらない価格になる。しかも、購入したプリンターについているのは「お試し用」で10数枚刷るとインクがなくなるというセコイもの。で、結局、このインクを延々買わされることになるので金は高くつくのだけれど、これに対抗する形でサードバーティから安価のリサイクル・カートリッジや詰め替えインクが販売されている(ちなみにタイではプリンターを改造し大型インクタンクにして格安で販売する商売もある。こうなるとインク代は限りなくタダになるのだけれど、二本では方の規制が厳しいのだろうか。こういう企業はみあたらない)。

新しいフリーは、みんな儲かる

さて、フリーの基本はこうやって「ひさしを借りて母屋を取られる」といったような商売、言い換えれば間接的に料金を徴収するやり方なのだが、これが現在はもっと進歩していて、本当にタダになろうとしている。

で、このモデルこそが音楽業界生き残りに必要なのだ。そして音楽という媒体は、最新のフリービジネスに最も馴染む商品の一つと考えられるのだ。で、そのやり方はわれわれが音楽をどんどんコピーすると結果として達せられてしまうのだ。しかも、タダであるにもかかわらず、音楽業界もリスナーもともに納得、満足するというビジネス形態として。でも、どうやって?(続く)

長期低落を続ける音楽業界

CDの売り上げが年々落ち続けていることをご存じだろうか?そのピークはなんと12年前の98年。それ以降、右肩下がりに落ち続け、現在の売り上げは最盛時の30%ほどにまでなっている。

コピーの横行

この原因は、もう一般ではとっくに明らかになっている。コピーの横行、言い換えればiPodの普及のせいだ。友人やレンタル店からCDを借り受け、これをコピーしてしまうなんてのは日常茶飯事。いや、それどころか、ネットに違法でアップロードされている音楽ファイルをダウンロードするなんてのもやられている。またYoutubeに画面付でアップロードすればこれは違法ではないので、これをダウンロードする(そのままでも使えるし、音だけを抜き取るソフトもある)。こうやって、タダで入手した音楽データが、結局、iPodに流し込まれるというわけだ。実際、僕の大学の学生もiPodに1000曲くらい入っているなんてのはザラだ。そして、これらのデータのほとんどが、前述した形式で入手されたもの。自らCDを購入し、これをコピーしてiPodで聴くというパターンはわずかだ。
だから音楽が聴かれることとCDが売れると言うことはあまり関係なくなってしまった。おそらく、現在の人間は以前よりはるかに音楽に接する機会が多いはずだ。たとえば、今、電車のなかでこれを書いているが、乗客の多くが耳にイヤフォンを装着している。その先にあるのは言うまでもなくiPodかウォークマン、あるいはケータイだろう。そう音楽リテラシーはどんどん向上していると考えた方がいい。

違法コピーを取り締まるというナンセンス

しかし、これではタダでどんどん商品を持って行かれてしまうわけで、音楽業界は危機的な状況にいずれ陥ることになるだろう。ということは、何らかの対処法を、そろそろ講じなければならない時期に来ている。
だが、著作権法を強化するという、後ろ向きのやり方はマヌケだ。業界全体で、違法コピーの徹底した摘発をするのが最も効果的だろうが、これはほとんど現実的ではない。というのも、あまりに多くの人間がやっているのでまずは不可能と考えられるからだ。また、もはや「音楽はタダ」みたいな感覚が一般化しているので、急に課金するようなことがあれば、逆に多くのリスナーがそっぽを向く可能性がある。実際、2000年前後にエイベックスが自社リリースのCDにコピー・コントロールをかけたのだが、大顰蹙を買ったことは記憶に新しい。音が悪くなる、iPodにコピーできないなど、非難が囂々だったのだ。ただし、こういった非難の背後にあるのは「音楽はタダ、コピーできなくてどうするんだ」という一般の認識だった。

いっそのことタダにしてしまえば、音楽業界は何とかなるのでは?

では、音楽業界はどうすればいいのか?で、今回はこれについて考えてみたい。ただし、逆説的な立場から(ちなみに、今回の特集は以前取り上げた「iTunes Storeが音楽聴き放題をはじめたら(http://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/archive/2010/05/26)」の続編と考えていただきたい。iPodについてはそちらを参照してほしい)
で、音楽業界を活性化するために必要なこととは

「リスナーがこれまで以上にコピーをじゃんじゃんやることである」

と、僕は考える。

「えっ?そんなことやったら業界がつぶれてしまうのでは」

いや、そんなことはない。もっとも確実につぶれるものはある。それは現在の音楽業界の構造だ。で、これは時代の流れからしてもはや古いので、僕はつぶれてしまっても仕方がないと思う。というか、現在の構造を維持すれば、自動的に音楽業界がつぶれることになる。つまり、音楽業界の構造を変えてしまえば、音楽産業は再び活性化する可能性を大いに秘めている。では、どうやって。

フリーって、何?

それがフリー、正確にはフリーミアムという考え方だ。なんなことはない、タダにしてしまえという考え方なのだが、音楽業界はこれに構造をシフトすれば必ず再び活況を取り戻すだろう、と僕は考えるのだ。で、一刻でも早くこちらの構造にシフトさせるために必要なのが「リスナーがどんどんコピーをすること」なのだ。しかし、一体それはどういうことなのだろうか?(続く)



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(iStyle Trend Hotel 高級とは言えないが、ツボをキッチリと押さえたインテリアと設備)


乱立するバンコク・ホテル群

四月の暴動でいったん外国人旅行客が減少したバンコク。だが、その後、あっという間に回復。例年通りの客数に戻りつつある。と、同時に昨今のホテル乱立状況は相変わらず変わらない。なかなか不況から立ち直れない日本を尻目に、タイのバブルは相変わらず続いているという感じだろうか。

ここ十数年のホテル業界の動きは、大手の進出だった。シェラトン、コンラッド、ソフィテル、インターコンチネンタル、ペニンシュラ、ウエスティンといった世界規模のチェーン店が市内のあちこちに建設された。

しかし、最近はちょっと様子が違うようだ。タイの経済状況もあってか、地元資本がこれに加わるようになっている。アマリとかデュシットといった国内大手はもちろんだが、ここのところ興味深いのは、さほど大きくない資本がホテル業界に進出していることだ。しかも、なかなかのサービス、そしてコストパフォーマンスで。

ブティック・ホテルというカテゴリー

とりわけ、新興著しいのが”ブティック・ホテル”と呼ばれる新形態のホテル群だ。室内はニューヨーク風で、機能美を前面に打ち出した設計。ちょっと、最近のラブホテル(最近は”ファッション・ホテル”と呼ぶようになっているが)っぽい感じもするが、イヤミがないデザイン。ホスピタリティも大規模チェーンではないにもかかわらず洗練されている。いや、小さい分、小回りが利いているという側面もある。


iStyle Trend Hotelに宿泊

で、今回はスクムビット、soi 22、スクムビット通りから100メートルほど入ったところにあるiStyle Trend Hotelに宿泊したのだが、これがなかなか優秀なホテルだった。宿泊した部屋は窓際だったが天井から床までが全てガラスで開放感はバツグン。室内にも大きなデスクが置かれ、机の前にはLANケーブルが備え付けられている(Wi-Fiもある。ネットは無料)。ベッドは低反発タイプ。テレビは37インチの液晶と大きい。コンプリメンタリーのミネラル・ウォーターも一人につき二本となかなか太っ腹だ。そういえばコンドームも置いてあった(ただし、これは有料)。屋上にはこじんまりとしたプールがあり、落ち着ける。設備が洗練されていて気持ちがよい。
だが、もっと気持ちがよいのはホスピタリティだ。帰ってくるとセキュリティがそれを見つけすぐにエレベーターボタンを押してくれる(フロントは2階)、パソコンを複数台所有していると告げたら、アクセス回線を台数分増やしてくれた(パソコンとiPadとiPhone分)。チェックアウトは午前四時だったが、嫌な顔一つせず荷物を一階まで運んでくれ、なおかつタクシーの手配までしてくれるという丁寧さだった(もちろん、ボったりはしていません)。そういえば、どのスタッフもゲストに対して挨拶と得がをを絶やすことはなかったなあ。

全体的に感じられるのは若手スタッフたちのやる気だ。自分たちのホテルという感覚があるのだろう。それがホスピタリティに繋がっていた。インターネット予約サイトのAgodaで優秀ホテルに選定されてもいる。

バンコク・ホテル文化の成熟

こういったバンコクの新しいホテル・トレンドは、言い換えれば、バンコクにおけるホテル市場の成熟を物語る。つまり、まだまだ未整備だったホテル群の中に、システムを備えた大手のホテルが出現し、やがて、それらのシステムを吸収したタイ人たちが、自らのビジョンに描いて独自のホテル経営を展開する。しかも、タイ人だけの運営で。
バンコクの新しいホテル事情と、快適な宿泊環境を堪能したければiStyleTrend Hotelをおためしあれ。宿泊代はネット予約サイトで一室6000円前後(ツイン/ダブル,朝食付)。

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